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つまらない学生時代

最近思うのは、大学時代に体育会バドミントン部に入部したのは正解だったのか、ということだ。
何を血迷ったのか、高校でも成績のパッとしなかったバドミントンを大学で本格的に開始してしまった。予想を遥かに超えるハードな練習、OBと呼ばれる頭のイカれた人々、地獄の合宿、そして、試合には勝てない・・・。月曜日以外は練習があったため、平日は授業を挟んで20時まで、休日は朝から16時まで練習があって、ほぼプライベートな時間は無いに等しかった。オフシーズン(1ヶ月)は年に2回あったが、それは試験前だけだったので、実質遊んでいる暇はなかった。アルバイト(塾講師)もやりたいだけできなかったし、大学のゼミも部活のために参加できないことが多かった。更に、大学3年の終わりからレギュラーになったため、就職活動も中途半端に終ってしまって、今に至っている。勉強もできなかったし・・・いや、これは「やらなかった」の間違いだな。

と、全くメリットが見いだせないのがバドミントン部の過去なのだが、では、そもそもなぜ部活に入ったのかと考えてみると・・・学生生活が面白くなかったからだ。入学してからまず、バドミントンサークルに入ってみて、人数はたくさんいたけれど、あまり面白くなくて、飲み会が意味もなく頻繁にあって、ちょっと僕にはつらかった。大学の授業も聞いていた以上にクソつまらなかったし、まだ受験予備校の授業の方が面白かった。

結局部活に入部していなくても大して面白い学生生活は送れていなかったのではないだろうか。出会った友人と適当に遊んで、適当に授業受けて、彼女目当てにテニスサークルとかイベント系サークルに入ったりして、適当にバイトして・・・恐らく、何のための4年間だったのか、と思っているはずだ。無理矢理にでもメリットを考えてみると、まずハードな練習のお陰で体が締まった。腹筋は6つに割れた。根性も付いた(はず)。礼儀作法も教わった。嫌な奴の対処法も学習した。そして何より、大学内に「居場所」があった。体育館には先輩がいて、後輩がいて、そして同期の仲間がいた。それって、実は死ぬほど幸せなことだったのではなかろうか。だから、今でも「母校」だと強く思えるのだろう。

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