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これから人生を逆転するには

高校時代はロクに勉強していなかったせいで、受験時には近大クラスしか合格できず、当然浪人した。目標は早慶だったが、やはり1年では難しかったようで、どちらも落ちて地元の同志社の法学部に進学した。大学では、スポ推でもないのに部活に入ってしまって、ほぼ部活の毎日になった。当然、成績は卒業ギリギリの状態。4年になったとき、遂に部活でレギュラーになって、試合に出られるようになった。就活もあったが、3年間の努力を無駄にしたくなかったので、部活最優先で過ごした。結果、就活では、都銀や商社の最終面接までは残れたが、最後の一歩が上手くいかず(たぶん志望動機が甘かった)、持ち駒が消滅した6月に、就職部で紹介されたメーカーに内定した。スーツが暑かったので、とにかく早く内定を決めて、部活に専念しかたった。

そして、翌年の4月に社会人として第一歩を踏み出したのだが、どうもおかしい。というのも、やはり中小企業、給料は少ないし、社員の質も低い。朝からスポーツ新聞を読んで、遅刻が当たり前の人々だ。最初に支給されたパソコンのOSが二昔前だったのを見て、これはさっさと出て行かねばならんと決意したが、とにかく履歴書を綺麗にしようと、まずは資格の勉強を開始した。

英語と会計が有利だと聞いたので、その日から独学で勉強を始めた。平日の定時後と休日返上で5年間働きながら勉強した。

簿記1級、英検1級、TOEIC905点を取得したときには、もう28歳だった。とりあえず履歴書を何社か送ってみたが、書類すらなかなか通過しない。それでも、なんとか東証1部の証券会社とコンサル会社の最終面接まで進んだ。有給を使い、東京で面接を受けて、それなりの手ごたえを感じたが、さっきお祈りメールが送られてきた。

あと3日で29歳。

中小企業から有利な条件で転職するには、そろそろ年齢的に無理とリクルートで働く友人から言われた。

簿記を勉強して会計士の資格にも興味はあるし、英語の勉強を続けて留学もしてみたいと考えているが、どちらもやや非現実的だ。

はっきり言って、都銀や大手メーカーで働いている友人の話を聞くと羨ましくなる。

人生を逆転するには、どうすればいいのか。最近、そんなことばかり考えている。

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