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幸せってなんだっけ? 世界一幸福な国での「ヒュッゲ」な1年

幸せってなんだっけ? 世界一幸福な国での「ヒュッゲ」な1年
ヘレン・ラッセル
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・失業しても2年間は給料の80%を受給。

・世界で最も貧富の差が少ない国。

・週平均37時間しか働いていない(世界一短い国)。

・同姓婚を認めた最初の国。

・性転換手術なしで性別を法的に変えられる。

・その辺を歩いている人たちをも信頼する(ドロボウの心配をしてない)。

・奴隷制度を廃止したヨーロッパで最初の国。

・1918年、議会に女性を受け入れた史上初の国。

・「レゴ」はデンマーク語で「よく遊べ」。

・1番標高が高いところで海抜171m。

・ヨーロッパで一番コーヒーを飲んでいる。

・「ヒュッゲ」とは「心地よい時間を過ごす」という感じ。

・世界で一番キャンドルを使う(火事は大丈夫なんかな(笑))。

・国民一人当たり世界で最も家具にお金をかけている。

・90%以上のパッケージがリサイクル。

・国内電力の30%が風力。

・新車は180%も課税。

・収入で仕事を選ぶのではなく興味があることを仕事にしている。教育費は無料だから誰でも学びたいことを訓練できる。

・稼げば稼ぐほど税金を多く支払わなくてはいけない仕組み。

・工場見学で出会った日本人旅行客から聞くところによると「過度な残業による死」を表す「過労死」という言葉があるらしい。デンマークでその危険性はない。

・53%のデンマーク人が何らかのボランティア活動に携わっている。

・失業してから5週間後、解雇された人と全く同じ条件で失業保険が適用。最長2年間これまでの給与の80~90%分が給付。

・OECD34ヵ国中で職業訓練に最も多くの支出をしている。

・仕事を変えても年金の受給、条件や有休へ影響はないため、職場を変える際の障害はない。

・人はポジティブな状態であると12%も生産性があがる(日本の生産性は先進国の中で20年以上最下位)。

・ストレスと診断された場合、1年間の欠勤分の給与を地方自治体が負担。

・私は重要でない。私が休んでも誰も死なない。これは良いこと。

・多くの年金生活者が冬の間、夜間コースに通って次のバカンスに備えてスペイン語かイタリア語を勉強している。

・「ちょっと考えてみたら、これ以上幸せになる方法が思いつかないわ」

・コペンハーゲン(首都)の通勤者の半分が自転車通勤。

・デンマーク人は食べる前にその肉が解体される様子を嬉々として見学する。

・教育水準が高く裕福な国であるほど宗教人口が少なくなる。

・国が助けてくれるので「すべてがうまくいきますように」と神様にお願いする必要性がない。

・子どもが生まれると両親は52週間の有給を取ることができ、それをシェアする。母親は出産前の4週間、出産後14週間の休暇を取らなくてはならない。

・父親には14週間の休暇が割り当てられ、90%の父親が制度を利用し、育児休暇後も15%の父親が時短で働いている。

・7月は国全体が休業状態。

・デンマーク統計局の最新データによれば、婚姻関係のうち42.7%が離婚に終わる。

・子どもたちは10代になるまでに同性愛、両性愛、異性愛についても学ぶ。

・教育は全人類の権利なので、それに対してお金を要求すべきではないという考え。

・WHOによると喫煙によって年間約14,000人のデンマーク人が亡くなっている。

・世界がん研究基金はデンマークを「世界一のがんの国」とランクづけした。

・アメリカに住むよりもデンマークの方が「アメリカン・ドリーム」が実現しやすい。


■著者プロフィール
ヘレン・ラッセル
英国版『マリ・クレール』元編集者。ジャーナリスト。『サンデー・タイムズ』のリサーチャーとしてキャリアをスタート。2010年に英国版『マリ・クレール』編集部へ。デンマーク移住を機に退社。現在、世界中の新聞や雑誌に寄稿しているほか、『テレグラフ』のコラムニスト、『ガーディアン』の特派員として活躍している

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