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追い出しコンパ

昨日は、僕の母校の部活の卒業生の送別会、通称「追いコン」が母校の近くで開催された。卒業生が1年のときに4年だった先輩が、卒業生に金杯を注ぎに行くのが「しきたり」で、今年は僕がその先輩に当たったのだ。送別会には、相変わらずの監督やコーチ、僕が卒業した後に入学してきた全く知らない現役の後輩たち、そして、僕が卒業のときはまだ1年だった卒業生がいた。

もう、僕も大学を卒業して丸3年が経つのか・・・。

送別会の最後に、今年の卒業生たちが自分の4年間を振り返ってスピーチをするのだが、その彼らの姿が自分が卒業したときの姿と被って、何とも言えない切ない気持ちになった。ランニング、合宿、試合、飲み会、そして練習、練習、練習・・・。いわゆる「根性世代」のコーチや監督から受けたシゴキ、上下関係の厳しさ、初めてレギュラーとして団体戦に出たときのことや、対外戦で勝ったときの嬉しさ、負けたときの悔しさ、全部思い出してしまった。

そう、僕も同じようにこの場所にいたのだ。

社会人になってから、僕は何をやっても上手くいかなくて、自信喪失というか、軽くうつ病みたいになっていた。しかし、僕も4年間、鬼のように厳しい部活をやり通した一人なのだ。また、今年の卒業生を鬼のようにシゴいた先輩でもある。この程度の壁でちょくちょく挫折していてはいかんのだと、気合を入れなおすいい機会になった。

僕が在学中に共に練習した最後の後輩たちが引退し、僕のいた頃とは一つ時代が変わってしまった。もう、僕が部活に顔を出すことはないだろう。少し寂しい気もするが、これからは、OBの一人として遠くから母校の部活を応援していきたい。若い現役の後輩たち、そしてこれから入部してくる後輩たちの活躍を祈っている。

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